「不動産投資」家賃収入!!

不動産投資とは、「何らかの不動産物件を購入して第三者に貸し出し、その家賃を利益として受け取る投資方法」のことです。

利便性の高いエリアや、知名度が高いエリアにある収益性の高い物件で不動産投資をすれば、大きな利益が見込めます。

 

そして、不動産投資は主に「ワンルームマンション投資」と「一棟買い投資」の2種類に分けることができます。

 

ワンルームマンション投資》

 

区分マンションの1室を購入して、貸し出します。

マンション1室のみを購入すればよいため、購入代金や維持費などが少なくて済みます。

 

《一棟買い投資》

 

アパートやマンションなどの集合住宅や戸建て住宅を丸ごと一棟購入して、貸し出します。

初期費用はかなり高くなりますが、その分多くの家賃を得ることができます。

 

 

 

【1.生命保険代わりになる】

入居者がいない空室状態でない限りは、家賃収入を生み続けます。

遺族が相続し家賃収入を得続けることができますし、空室率が高いなどのデメリットが気になる場合は、売却して金銭に変えればよいのです。

 

このように、不動産投資は、投資物件が遺族にとって経済的な助けになる可能性が高く、いざというときの生命保険代わりとなります。

 

【2.年金対策に役立つ】

 

年金の代わりとして老後の安定収入を見込むことができる不動産投資は、特に若い世代にとってメリットがあるといえるでしょう。

 

【3.税制優遇効果がある】

 

資産価値が大きく何年も使える物(不動産・自動車・機械など)」の購入費用を、購入した年ではなく何年かに分けて費用を計上していくことを減価償却と言います。

 

減価償却」は、確定申告時に実際に出費がないのに費用計上できるため、課税所得を圧縮できます。

 

【4.相続税対策として活用できる】

 

投資目的で購入された不動産は、相続税対策として役立つというメリットもあります。

現金として持っているよりも、相続税の額を低く抑えることができるのです。

 

不動産の固定資産評価額をもとに相続税が計算されるため、現金よりも税額が低くなる可能性が高いのです。

 

現金をそのまま持っているだけでは収益は得られませんが、不動産投資に回せば継続的に家賃収入を得られるため、相続税対策と併せて一石二鳥の効果を得ることもできます。

 

【5.レバレッジ効果が高い】

 

不動産投資におけるレバレッジ効果とは、「小さい資金で高額な資産(投資用不動産)を取得すること」です。

 

不動産投資のレバレッジ効果の高さは、ほかの投資商品と比べても高い部類に入ります。

不動産投資ローンを利用すれば、場合によりますが自己資金の10倍程度の資産を取得できるのです。

 

常時満室になるよう運用できれば、毎月家賃収入が入ってきます。

値動きの激しい株やFXなどと比べると、不動産は安定的な投資商品と言えるでしょう。

 

《不動産投資4つのリスク》

 

【1.空室リスク】

 

空室リスクは、需要のある物件を選ぶことで、ある程度は軽減できます。

賃貸需要の高いエリアであれば、退去後もすぐに次の入居者が決まるでしょう。

 

【2.家賃滞納リスク】

 

家賃の回収や督促は、管理会社に委託するケースが多いでしょう。

家賃滞納に関しては、長期化すればするほど回収率が下がる傾向にあるため、早めに対応したいところです。

 

【3.価格変動リスク】

 

運用益を目的に不動産投資していたとしても、投資をリタイアしたり、他に良い投資物件が見つかったりして、不動産を売却するときが来る可能性もあります。

 

そうした場合、物件の価格が購入時より大幅に低下していると、売却損が膨らんで「トータルで見ると収益があまり得られなかった」という結果に終わるおそれもあります。

 

【4.金利変動リスク】

 

不動産は高額の買い物になることが多いため、ローンを組んで購入する人も多いです。

したがって、物件を購入する前には綿密な資金計画を立てることが欠かせません。

 

もし銀行から借り入れをした場合、返済するときには元本だけでなく利息を上乗せして支払わなければなりませんが、返済している間に金利が上がる可能性もあります。

金利が変わらない前提で資金計画を立てていると、金利が上がったときに支払う余裕がなく、滞納してしまうリスクもあります。